女一人、家を買うことにした

4日前に家を買うことにしました。7日前まで、まさか家の購入を決断するとは思ってもみませんでした。仮住まいからマイホームに引っ越しする独身39歳女の日記です。都内で会社員をしています。

ルンバのすみか|マンションのオプションで外せないもの

購入した家は施工途中だったので、追加のオプションを選ぶことが出来ました。床暖房とか、ダウンライトとか、作り付けのキッチン収納とか、そういうやつです。

 

モデルルームをみながら、洗濯機の上の棚を、あらーーいいわねーーーとか言いながら開けてたけど、これもオプションだと後で知る。

こうやって、少しずつお金がのっていくのね・・。

 

絶対に外せないことが2つあって、1つは床暖房。

寒がりなので、これは無いと死ぬ。ホットカーペットでも良いけど、コンセントの始末に困ってタコ足になるのは長年の一人暮らしで実証済みだ。リビングで50万くらい。(安い方らしい)

もう一つは、リビング+洋室をぶち抜いて、3LDK→2LDKに変更すること。

リビングの横に6畳の洋室がくっついていて、引戸で仕切るようになっているのです。こういう作り、最近の家には結構あるなと思っていて、「扉の開閉で、空間をつなげたり閉じたり、フレキシブルに使えます」みたいなうたい文句になってることが多い気がするけど・・・・実際、開閉して使ってる人って、どれくらいいるんですかね??個人的には、絶対、開けっぱなしだと思っている。自分は特に1人暮らしなので、小部屋が3つもあるくらいなら、広い1部屋と小部屋2つの方が絶対良い。(なんなら小部屋2つもあまり気味)

 

さて他は何が必要かな・・・。

後付けが出来ないものは、今、選択しておかなければならない。裏を返せば、後付けができるものを、勢いでアドオンしないように気をつけないと・・。作り付けの食器棚とか、真面目にみると30万もする。モデルルームは素敵なので付けたくなってしまうけど、15万もあれば、もっと好みに合った、素敵な食器棚が手に入ることを忘れてはならない。

 

一覧を睨む私の横で、姉がリビングのダウンライトを推している。

「ダウンライトは、何が良いの??」

「え、おしゃれ。。」

秒で却下である。確かにおしゃれだが、1つ2万もする。6つくらいつけたら12万ですよ。。すごいいい照明買えるはずや。。。

 

「こういうときって何がオススメですかね??」

特に必要なものも見当たらないので、不動産屋のお兄さんに聞いてみました。

「そうですね~クローゼットの中に、コンセントを増設する人はいますね」

「?なんのために?」

「充電が必要な掃除機とか、そういうのを表に出したくない理由でクローゼットの中につけるんです」

「・・・なるほど!!うちにもルンバいます!」

さすが餅は餅屋だ。うちのルンバも、試行錯誤の結果、テレビボードの下に押し込められ、TVやビデオ用のコンセントを圧迫して、タコ足を助長している。

クローゼットの中に、コンセントを追加することにした。1万2000円。

 

「他になんか、オススメあります??本音で、本音のやつお願いします!」

「オプションは僕らは営業成績関係ないので、本音でお話ししますよ(笑。僕は室内物干しとかオススメですね~。洗濯物を干した後に、天井近くまであげられるので、邪魔にならないです」

なるほど。今はカーテンレールに並べているけれども、最近のマンションはカーテンボックスが付いていてレールにはかけられない(見た目もどうかと)。浴室乾燥機がついていて浴室に洗濯物を干せるけれども、乾くまでお風呂に入れない制約がかかってしまい、それは困る。ぶらさがり健康器みたいな物干しハンガーを廊下に置くのは、もっと嫌だ。。。

つけることにしました。4万円。

 

「あ、あとはガスコンロをガラストップにするのもオススメですよ。10年たつと、結構、見た目の汚れが変わってくると思います」

確かに、ホーローの天板って掃除をしていても徐々に汚れてくるし、アレが小汚く汚れているのは、他がきれいでも帳消しにするくらいガッカリ度合いがデカい。

つけました。5万円。結構する。でも20年30年住むかもしれないならありな気がする。

 

他は・・なさそう・・・。

食器洗浄機は、システムキッチンのものはイマイチ洗浄力が良くなく、皆、個別の食器洗浄機を買うので、最終的に鍋入れになるということはリサーチ済だ。だいたい、一人暮らしなのでホームパーティでも頻発しなければ必要もないだろう。

玄関の鍵を、触れなくても開閉できる鍵に変更できるが、両手が塞がることもそうないので特によい。

 

これで、しめて80万くらい。

割とミニマムな方だと思うけど、それでも80万。

ここに、壁紙の選択が別途見積もりで追加になる。これは慎重に選ばねば・・・(続く

 

この私が「そっち組」に入るとは|妙齢の女性が住宅ローンを組むということ

にわか家を買って4日目、正式な契約手続きのために、再び、不動産屋に訪れました。

 

マンションの区域が準防災区域に入るだの、住宅区域で3階以上の建物は建てられない制限があるからおそらく陽当たりは守られるだの(やったあ)、管理会社がどこで、管理人はゴミの日の午前のみいるだの、その他、建築物に関する法律的なものからマンションの規約まで、不動産屋のお兄さんのながいながい説明を聞く。

 

お約束ごとの内容が多いかと思いきや、普通に知っておかないとダメなことが多く、内容はつまらなくはない。が、14時に開始して、気づけば2時間半が経過…。 

机のカゴにあるアメに手を伸ばす私。普段はあまりアメを食べないのですが。。不動産屋のカウンターって、何でいつもアメがあるんだろう。と思ってたけど、こういうことか。。と身をもって実感しました。アメでも投入でもしないととてももたない。

 

話は終わりに近づき、ハンコを押しまくる時間がやってきました。さて、とハンコを出そうとする私に、ふと、「あ、ちょっと聞くのを失念してたのですが。これらの疾患にかかったことあります?」と、健康診断の問診票のようなものを広げるお兄さん。

「あ、そう言えば。去年1個かかったことあります」

ピタ。と動きが止まるお兄さん。

「そうか…そうでしたか、すみませんはじめに伺えば良かったです。」

「あん子さん、それでしたら通常の住宅ローンはおそらく厳しいので、金利が少し高い目のローンを組むことになるとなると思います。」

 

…え、そうなの?私そうなの!?

 

確かに昨年度、病気にかかったのですが、ごくごく軽いもので、これで死ぬことはまずない。一応、予後観察で薬は飲んでるけど、微量すぎて先生も笑うくらい。全く元と同じ生活をしてるし、何も困ったことはなかった私は、まさかの自分がローン弱者であるという自覚は全くゼロでした。

何なら、世間の男性程度には稼いでるし、貯蓄もそれなりにあるし、カード支払いの遅延やリボ払いすらないし、自分は超優良物件だと信じて疑わなかったのです。

まさか、この私が、ローン審査で落ちるとは…!!

 

病気の軽さ重さに関わらず、一回なったら一髪アウト。まず通らないと思った方が良いらしい。

よく、CMでみる「私でも入れる保険がありました…!」とかいってるやつ、そっち組なんだ・・・!!私・・・・!

 

いやショックでした。

 

しかも金利の差額がひどい。ナント2倍以上。いくら低金利時代とは言え、一体全体どうなってんの。

10年間は住宅ローン控除が使えるので、マックスまで控除を使おうと最長35年ローンを使おうとしてたのを急遽変更。

頭金の金額を上げて、20年以内ローンに切り替えてようやく金利が1.4倍。totalの支払金額がようやくトントンになった。

 

が、途中で私が死んでもローンはなくならない(普通の人は、家主が亡くなった場合にローンの支払いを肩代わりしてもらえる保険がセットになっている)。

 

ぐぬぬ。。。

20代でマンションを買う人もいるけれど、この年齢まで賃貸で暮らしてきたことを悔いているわけではない。が、ローンを組むなら若いほうが有利。ということを思い知りました。

でもまー、病気する前に今くらい気に入る物件があったかというとなかったから仕方なかったのかなー。

 

そっち組ならそっち組で意地を見せるしかない。

住宅ローン控除の10年間が終わったら、マッハの速さで一括繰越し返済しだ。

 

負けないぞ!!(何に?

 

4日前に、にわか家を買うことにした|独身女性のマンション購入

都内で会社員をしている、39歳独身の女です。

 

4日前に、家を買うことにしました。

なんだかんだで独身で、賃貸生活も長いし、たまに「いつまで賃貸生活をつづけるんだろう」とマンション購入熱が上がったことはありました。が、結局、今の生活にとくに不満もないし、必要に迫られているわけでもない。結局、家を買うか買わないかって、買えるか買えないか、というより、何らかのふんぎりのつく出来事があるかないか、なんじゃなかろうか(子供が増えるとか)。だとしたら、自分は相当、インパクトのある何かがないと永遠に仮住まいなんでは。とぼんやり思ってました。7日前も。

 

まさか1週間後に、こうして家を買うことにして、申込金360万を振り込んで、契約まで終わっていることになろうとは・・・。7日前の自分にはミリも想像つかない展開に、自分でもびっくりです。

 

多分、今から1年くらい、引っ越しから新しい環境での生活づくりまで、爆速で変わっていくであろう日々を書き連ねるブログです。

 

youtubeを筆頭に、動画コンテンツやnoteのようなオウンドメディア全盛期の世の中ですが、敢えて15年前くらいのネットの世界を思い出しつつ、何の役に立つでもないごく個人的な日記ブログを、今更ながらにはじめてみることにしました。